50%フィクション劇場
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「だいたいよー、出掛ける時に部屋に閉じ込めるってのが許せねぇんだよ」
「俺ら外に出したくないんだろうけどな」
「別に縁側くらいいいじゃねーかよ、家の中くらい自由に歩かせろよ」
「でも俺ら玄関であいつら帰ってくるの待ち構えて、戸が開いたらドーンと逃げ出せるだろ」
「箱入り娘じゃあるまいし。少しくらい危険でも外界の方が男にはお似合いだぜ」
「そうはいってもよ、この家にいる限りは食いっぱぐれる事もなくて楽だぜ?」
「おいおい随分と軟弱じゃねーか。というかさっきから何だ? あの女の肩を持つのか?」


「いや、目の前にいるし」


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「…(やべ)」
「どうした相棒」
「…(いるならいると言えよ)」
「今日は随分威勢がいいなぁとは思っていたが、知らなかったのか」
「…(うわぁ、やべェ俺メシ抜きじゃん!)」
「案ずるな、写真撮るのに夢中になって俺らの話は聞こえてねーよ」
「…(そ、そうか?)」
「そうだ、大丈夫だ。試しに何か言ってみ?」
「…(そ、そうだなぁ…)」


「うまいメシよこせー!」


…聞こえてますって。

Posted by クロシマ
category:猫日記
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